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書道コラム 三餘(さんよ)
三餘(さんよ) 董遇の言葉。
『冬は年の余りもの、夜は日の余りもの、陰雨は時の余りもの。すなわち冬と夜と陰雨との称にして学問するにはこの三余にて十分なりとの意味』
時間に追われて「忙しい」が口癖の人も多いと思いますが、年末・夜・雨の降った時、こんな時はほんの少しだけでも学問に取り組めば、人生を豊かにしていくことができます。書道も一つの「学問」です。練習する暇が無い方でも寝る前の15分、乾いた筆で下敷きの上をなぞるだけでも上達につながります。学問をするには三余で十分なのです。