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書道コラム プラスワン指導

当校に入学された方で、現職の学校の先生や、習い事教室の先生の方がいらっしゃいますが、時々指導法について意見を交わすことがあります。

これはお聞きした話ですが、英語を指導する際は「プラスワン指導」という方針をとっているそうです。

 

プラスワン。つまり、今できること+まだ出来ない事を一つ学習させることで成長させるという指導法のことだそうです。

 

当校の学習内容を振り返ってみると、よく生徒さんからこんな声が聞こえてきます。「簡単そうに見えるのにできない」とか「頭では理解してるのに手が動かない」とか「出来そうなのにできない」といった声です。特に五十四母字結構法の学習をしている時によく聞く気がします。

この「出来そうでできない」といったことが少しづつ少しづつ繰返されますので、本人の気付かない内にプラスワン、プラスワンと実力を蓄えていっているのだと思います。また、出来そうだと思うことができないため、何度も練習したくなる気を引き起こさせるのです。

 

1,2回練習しただけで出来てしまうようなモノでは本人の成長につながりません。かといってプラス2、3といったように一気に詰め込もうとしても覚えきれません。

簡単すぎず、少しできないことを追加していく。どんな指導にもこれは共通しているのかもしれません。

 

 

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